まずはネパールでは恒例のNepal-Japan Exchange Program (NJEP) 2016。ネパール地震復興Mero Sathi Projectを引き継ぎ、日本ーネパールの学生が共に辺境の地において現地の方々の濃厚な日々を過ごしました。AAEE理事でネパール支援家OKバジこと垣見一雅氏も、準備段階から熱心にご支援くださいました。
次にベトナムでの8月プログラム Vietnam-Japan Exchange Project (VJEP) 2016。日本学生10名とベトナム学生10名がベトナムホーチミン、及びダラットにて行動を共にしました。ベトナムでは応募者が殺到(200名)。ただ、新プログラムだけあって予想外のアクシデントの繰り返し、参加者もコーディネータも対応に必死で、涙あり、ベトナム vs 日本の大議論に発展してしまう場面もありましたが、この大議論こそが「真の国際理解」のきっかけとなり、終わってみれば大・大・大成功。「次はいつ?」という声が既に現地では上がっています。ベトナム戦争で使用された枯葉剤被害者のグエン・ドク氏(日本ではベトちゃん・ドクちゃんとして知られている)もご講演くださいましたが、「こんなにモチベーションの高い学生は初めて」というありがたいお言葉をいただきました。
最後にベトナムでの9月プログラム Vietnam-Japan Youth Exchange (VJYE) 2016。VJYEは東京経済大学の学生がベトナムの外国貿易大学の学生と共に2013年に始めたベトナムではお馴染みにプログラムです。ベトナム南部では非常に人気の高いプログラムで、ベトナム外務省に紹介されたり、テレビや新聞各紙でも必ず取り上げられてきました。今年のVJYEは東京経済大学と現地ホーセン大学の学生がタッグを組み、今話題のSDGs(昨年、国連で採択された持続可能な開発目標)について真剣に検討しました。グエン・ドク氏も再び参加してくださり、今後の協力も約束してくださいました。
3プログラム合わせて70名の学生さんが参加。学生コーディネータなど関係者を含めると100名以上が関わってくれました。誇らしいのははこれだけ大きなプロジェクトをほぼすべて学生だけで組み立てて実施し、大成功させたということ。学生だけでこれだけのことをやってのける団体は他にはあまり見当たらないのでは・・・と胸を張っています。
帰国後に参加した皆さんが報告書を作成してくださいました。次回からはその報告書をご紹介します。AAEEの学生交流活動についてよくわかっていただける素晴らしいものばかりです。お楽しみに!
0 件のコメント:
コメントを投稿